ご相談内容
夫が１年前に、知り合いの友人の女性と数回関係を持ち、不倫しました。不倫関係は解消して、今は夫婦で再構築中で、夫もその女性とは会っていないと言っていますが、もしかしたらどこかでまた会っているのでは、と不安でたまりません。
不倫相手と絶対会わないようにさせるためには、どのような方法がありますか。
合意書を作成することができます
配偶者が不倫しても、子供がいるので別れられない、経済的に独立できない、まだ夫を愛している、世間体がある、などの理由で夫婦関係を継続する場合も多いです。これだけの理由でもないでしょう。世間体や結婚した時お祝いしてくれた人へ申し訳ないなど複雑な気持ちもあるようです。
その場合、配偶者が二度と不倫相手に会わないと約束していても、中には簡単に別れてくれない場合もあります。
会っているのではないかと、気にしすぎて、夫婦関係の再構築に悪影響があったり、また、精神病を患ってしまうこともあります。
そのための手段として、不倫相手に慰謝料を請求していても、していなくても、不倫相手が二度と会わないような契約を結ぶことができます。内容は、「再度、不貞行為を行った場合、金○○円の違約金を支払う」という内容です。
この契約書は、弁護士や行政書士に依頼することもできますし、また自分で作成することもできます。自分で作成する場合は、その契約書を公正証書にしておくことをお勧めします。
なお、この時に、不倫相手が会社に知られることを恐れるだろうと考えて、相手に、今度会った場合、会社に知らせます、というような内容を書くと、脅迫罪や名誉毀損罪になる可能性がありますので、注意してください。
どうしても書きたい場合は、その違約金を払わない場合は、給与を差し押さえがあるという可能性で、会社に知られることを示唆する程度にしましょう。
